2/25のお稽古は、都島区民センター 会議室5 でした。
今日の大阪の最高気温は8℃と急に気温が下がりました。
会場から帰るときは更にグッと気温が下がっていて、手足がかじかんでいました。
この寒さも明日までのようで、月曜からは気温が上がってくるようです。
今日も初心者稽古からスタートです。
稽古内容も徐々に八重山民謡にシフトしています。
今日は「繁昌節」・「十岐松節」を独唱してもらいました。
「繁盛節」は節回し・テンポもとても良かったです。
「十岐松節」も良い感じでしたが、歌持ちで「上老」や「上尺」に運指する際に上の音が途切れがちでした。
上を押さえている指をギリギリまで残して運指をすると、とてもいい感じになりました。
「つぃんだら節〜久場山越路節」・「鷲ぬ鳥節」も独唱してもらいました。
通常稽古では、久々に「越城節」を唄いました。
歌詞はとても短い歌ですが、ゆったり朗々と唄う歌です。
1番を唄い終わるのに9分ほどかかる歌です。
初心者稽古に参加しているKさんも残って聴いていたので歌詞の説明をすると「えっ!そんな歌?」との感想でした。
厳かな雰囲気の大歌ですが、歌意はそのような内容なのです。
ゆんたも4曲稽古しました。
新民謡や二揚げの歌も稽古しています。
今日の〆の歌は「けーらぬ巻うた」でした。
「けーら」は「みんなの」の意味、「巻」は「円陣を組んで踊る」ことです。
みんなで円陣を組んで踊るうた、運指は忙しいですが、とても楽しい歌です。
大阪中央支部では、会員を募集しています。
興味がある方はいつでも見学可能です。
各ページ末尾の問い合わせフォームからお問い合わせください。
今日も初心者稽古からスタート。
初心者稽古では、初心者稽古の課題曲以外に八重山民謡の稽古も始めているので、徐々に八重山民謡にシフトして行けたら良いな、と思っています。
今日は八重山民謡の歌では「繁昌節〜十岐松節」・「つぃんだら節〜久場山越路節」・「鷲ぬ鳥節」を稽古しました。
繁昌節は文句なし!
十岐松節は徐々に運指のメリハリがスムーズにできるようになって来たと思います。
つぃんだら節は節回しは全く問題ありませんでした。
後は音源を聴き込んで、工工四(楽譜)に現せない微妙なタイミングをつかむと良いと思います。
鷲ぬ鳥節は、後半は問題なしでとても良い感じに唄えていました。
前半の声切りまでの1節は、歌の当てが複雑な箇所が多いですね。
音源と一緒に唄う自主稽古をすると歌の当てを掴みやすくなります。
慣れるまでは、工工四を見ずに耳から入ってくる音源に合わせて唄ってみると良いと思います。
一定のリズムをキープしながら、歌を乗せていく感じを掴んでもらえたらと思います。
続いて通常稽古です。
今日も初心者稽古のKさんが参加です。
声出し後に数曲唄ってから、ゆんたを稽古しました。
ゆんたは農作業などを唄う際に唄われた労働歌です。
うちの支部の稽古では三線を弾きながら唄っていますが、手拍子で唄っても大丈夫ですよ。
早調子の歌も稽古しています。
早調子といってもそんなに運指が忙しくない歌もありますので、弾きやすそうな歌からチャレンジしてみましょう。
二揚げの歌も稽古しました。
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建国記念日の今日2/11のお稽古は、都島区民センター 会議室5 でした。
建国記念日は初代天皇の神武天皇が即位した日だそうです。
辛酉年春正月がその日だそうで、グレゴリオ暦に置き換えると2/11に当たるそうです。
即位場所は橿原宮(奈良県橿原市)だったようです。
今日の大阪の最高気温は13℃。
ダウンジャケットを来ていると汗ばむくらいでした。
ダウンの下は1枚だけ、当然腹巻きなしでした。
今日もKさんの初心者稽古からスタートです。
「十岐松節」を独唱してもらいました。
少しハネたテンポで弾く歌なので、上から老・上から尺の運指は早めに弾く必要があります。
指先だけを勘所に運ぶのではなく、手首や親指の付け根の関節を使って運指することを意識するとスムーズに勘所を押さえる事ができます。
だいぶ良い感じに指が運べるようになったと思います。
初心者稽古の課題曲を歌った後、「つぃんだら節」も独唱してもらいました。
「つぃんだら節」は那覇の総会前に2回歌を聞きましたが、今回は声楽譜のとおりにしっかり唄えていて指摘なしでした!
後は音源をしっかりと聴き込んで、工工四に細かく書き表わせないタイミングを掴んで唄ってみましょう。
「久場山越路節」も指摘なしでした。
今日は「鷲ぬ鳥節」も稽古しました。
「ばすぃぬとぅるぃぶし」と読みます。
下を噛みそうですが、曲名の中にもたくさんの中舌音が出てきます。
八重山民謡の特徴的な発音なので、徐々に覚えていきましょう。
節回しは後半部分は指摘なしでした。
掛けの箇所も問題なくできていてビックリ!音感がいいんでしょうね。
前半部分の歌の当てと、息継ぎ箇所を確認して終了しました。
稽古の休憩中に先週の那覇での総会・研修会での話題を共有しました。
とても濃い内容だったので、全ては伝えきれていません。
今後の稽古の中に織り込んでいきたいと思います」
続いて通常稽古に入りましたが、Kさんが「残って見学してもいいですか?」とのこと。
嬉しい限りです!
歌の解説をしながら通常稽古をしました。
声出しの後「赤また節〜揚古見ぬ浦節」を稽古しました。
今日はスムーズに調子変えが出来ました。
その後はゆんたを少し稽古しました。
「松金ゆんた」では10番に「大工」の歌詞が出てくるので、10番まで頑張って唄っています。
与那国島の歌「でぃらぶでぃ」を唄った後、隣のページの「でんさ節」を唄いました。
「でんさ節」はKさんも予習しているとのことなので、6番まで唄いました。
二揚げの歌も稽古しました。
今日の〆の歌は「とぅばらーま」でした。
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2/4(土)・2/5(日)は、わたしたちの所属している八重山うた大哲会の総会・研修会でした。
年に一度、全国の支部長・教師・師範で那覇本部に集まり、大哲会の運営についての話し合いや、唄・三線の研修を行います。
憎きコロナのせいで2021年はオンラインでの開催、2022年はオンラインと現地参加でのハイブリット開催でしたが、2023年は那覇での現地開催となり、北海道から九州まで全国から沖縄に集まる事ができました。
初日の午前は研修会で、八重山・沖縄・宮古の祝い唄から始まり、各支部からの斉唱希望曲から本調子の唄を中心に斉唱しました。
大工先生からの歌の歌意解説や、歌の背景のお話など貴重なお話を聞くことができました。
午後は総会です。
決算報告・監査報告の後、様々な議題について議論を交わしました。
今後の大哲会のあるべき姿が明確になったと思います。
写真は昼食に大工先生の奥様:苗子さんがコトコト煮込んでくださった「中身汁」です。
じっくり煮込まれた豚の内蔵は、歯がなくても食べたれるくらいの柔らかさでした。
私の大好物、本当に「まーさん」でした!
苗子さん、美味しい中身汁ありがとうございました。
総会の後は、懇親会で浦添経塚の「つんまぁー」へ。
以前に芸能祭の打ち上げで使わせてもらったお店でしたね。
懇親会はひさびさです!
支部の状況や支部長それぞれの仕事や家庭の話など、ざっくばらんに交流することができました。
2日目は、午前中はゆんたを中心とした稽古でした。
午後は地方の稽古でした。
地方とは舞踊を踊る立方(たちかた)に対して、音楽を受け持つ人を地方(じかた)と言います。
今回の地方稽古には、舞踊家の川井民枝さんが来て下さいました。
舞踊に合わせながら三線を演奏するのは本当に難しいです。
普段は歌い手側が歌いやすいようにリズムを取って歌っているので、舞踊が踊りやすいように演奏する、一体になって演奏することの難しさを実感しました。
新たな課題として稽古していきたいと思いました。
地方稽古の後は、二揚げの歌を中心に稽古しました。
早調子・ゆんたなど色々な歌を唄いました。
今回の訪沖でたくさんの指摘を頂いたので、大阪に戻ってしっかり修正していきます。
稽古後は、南風原のスナック綾姫に行きました。
お刺身やチャンプルー・ジューシーおにぎりなど美味しい料理で盛り沢山でした。
お店では1984年OTVゴールデン民謡賞の全編を見せていただきました。
大工先生は「船ぬ親ジラバ」を唄われていました。
お店にはステージもあり、いろんな歌を聞かせて頂きました。
大哲会でも少し唄わせていただきました。
2日間大哲会メンバーと楽しい時間を共有することができました。
とても有意義な2日間でした。
大工先生、2日間ありがとうございました。
総会を準備頂いた那覇本部の皆さまにもお礼申し上げます。
学んだことを支部で伝えていきたいと思います。
で、今回お会いした猫ちゃんたちです
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