Sさんの初心者稽古からスタートです。
Sさんは「新安里屋ゆんた」・「十九の春」・「なりやまあやぐ」・「繁昌節」を独唱しました。
「なりやまあやぐ」では、三線の音に歌が釣られていた箇所がうまく唄えるようになっていました。
「繁昌節」では、「パッカ・パッカ」と跳ねたリズムで三線が弾けるようになってきました。
「繁昌節」も三線の音に歌がつられやすい箇所が多い歌なので、音源を聴いて歌の節回しを覚えると良いです。
三線を弾きながら唄うと三線の音に歌がつられやすいので、歌だけ唄ってみると良いと思います。
今回は「芭蕉布」を新たに稽古しました。
歌のキーは高めですが、三線の運指と節回しが近いので唄いやすいと思います。
通常稽古では、年始の稽古なので正月に唄う歌や祝い歌、早調子の歌を多めに稽古しました。
早調子ではリズムが徐々に早くなりがちです。
右手のバチさばきは、「パッカ・パッカ」のリズムで弾くときに裏音の「カ」を少し弱めに弾くとリズムを安定させやすくなります。
左手の運指も指先だけでを動かして勘所を弾くのではなく、手のひら全体を勘所に近づけるようにして弾きましょう。
右手も左手も無駄な動きをなくしていくとリズムが乱れなくなります。
Kさんの運指がとても綺麗でしたよ。
今日の締めの歌は「黒島口説」でした。
来週の稽古会場は、いつもの 都島区民センター です。
大阪中央支部では、会員を募集しています。
興味がある方はいつでも見学可能です。
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