あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
年明けから石川県を中心とした地震が発生しました。
被害に遭われた方には心よりお悔やみ申し上げます。
余震が続いているようですが、早く落ち着いた日常を取り戻せることを願っています。
今年最初の稽古は、都島区民センター 会議室5 でした。
今日の稽古は、初心者稽古からスタート。
Hさんと、今日からお試し稽古のTさんとのお稽古でした。
Tさんは学生の頃にサークルで三線経験があるとのことでした。
今日は三線の構え方・バチの持ち方・運指の仕方を振り返ってもらいながら、稽古しました。
三線を構える際、右足の真上に三線を置くのではなく外側に置くようにしましょう。
右手を三線の胴の真上に置き、外から内側に押さえることで三線が安定します。
運指は指の腹でなく指先で押さえること。
バチは手首を軸に円弧を描くように親指を振るイメージ(ベースのチョッパー奏法のイメージ)で弾きましょう。
指先で爪弾くような癖が付かないように注意しましょう。
今日は「新安里屋ゆんた」を稽古しました。
三線の音と歌の声楽が違う箇所がたくさんあります。
三線の音に歌が釣られないように注意して唄いましょう。
来週は「安波節」を稽古しましょう。
通常稽古では、年始めの稽古なので祝い唄を多めに稽古しました。
声出しの「赤馬節」〜「しゅうら節」の後、八重山民謡の「鷲ぬ鳥節」・「目出度節(松竹梅)」や、「渡りぞう〜瀧落菅攪」・「かじゃでぃ風節」等の八重山民謡以外の祝い唄もを唄いました。
「赤またー節」〜「揚古見ぬ浦節」も稽古しました。
稽古中に20年弱一緒に稽古しているメンバーが、三線の構え方・バチさばきを見直したいとのことで時間を取って確認をしました。
いや〜、見直したい言われとても嬉しかったです!
今まで悪いクセがついている方に「構え方・弾き方を変えた方が良いよ」と伝えても、「わかってるんやけどなぁ〜」とか「今更言われても無理!」と言い訳を言う人が多かったので・・・
右腕の手首とバチを持つ親指との角度は90°くらいにしましょう。
三線の胴から右手首を出しすぎていて、右手首と手の甲が90°になっている人もいますが、そのようにバチを持つと1曲弾くと右腕が疲れてしまいます。
バチを持つ指先も力を入れずに持ちましょう。
無駄な力が入ると、必要以上に大きな音で三線が鳴ったりリズムが乱れたりします。
生卵(?)、いや、剥いた茹で卵(?)を持つような力加減で軽く持ちましょう。
右手も左手も無駄な力はどんどん抜くとよいです。
付いてしまったクセを直すのは大変ですが、クセがなくなるととても楽に三線が弾けるようになります。
「三線が上達しない・・・」という人は、構え方・弾き方を見直してみてはいかがでしょうか?
今日の〆の歌は「くいちゃ踊り節」でした。
スコットランドから戻っていたYさんもこの冬の稽古は今日まででした。
気をつけてお帰りください。
夏の稽古、お待ちしています!
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