2/4(土)・2/5(日)は、わたしたちの所属している八重山うた大哲会の総会・研修会でした。
年に一度、全国の支部長・教師・師範で那覇本部に集まり、大哲会の運営についての話し合いや、唄・三線の研修を行います。
憎きコロナのせいで2021年はオンラインでの開催、2022年はオンラインと現地参加でのハイブリット開催でしたが、2023年は那覇での現地開催となり、北海道から九州まで全国から沖縄に集まる事ができました。
初日の午前は研修会で、八重山・沖縄・宮古の祝い唄から始まり、各支部からの斉唱希望曲から本調子の唄を中心に斉唱しました。
大工先生からの歌の歌意解説や、歌の背景のお話など貴重なお話を聞くことができました。
午後は総会です。
決算報告・監査報告の後、様々な議題について議論を交わしました。
今後の大哲会のあるべき姿が明確になったと思います。
写真は昼食に大工先生の奥様:苗子さんがコトコト煮込んでくださった「中身汁」です。
じっくり煮込まれた豚の内蔵は、歯がなくても食べたれるくらいの柔らかさでした。
私の大好物、本当に「まーさん」でした!
苗子さん、美味しい中身汁ありがとうございました。
総会の後は、懇親会で浦添経塚の「つんまぁー」へ。
以前に芸能祭の打ち上げで使わせてもらったお店でしたね。
懇親会はひさびさです!
支部の状況や支部長それぞれの仕事や家庭の話など、ざっくばらんに交流することができました。
2日目は、午前中はゆんたを中心とした稽古でした。
午後は地方の稽古でした。
地方とは舞踊を踊る立方(たちかた)に対して、音楽を受け持つ人を地方(じかた)と言います。
今回の地方稽古には、舞踊家の川井民枝さんが来て下さいました。
舞踊に合わせながら三線を演奏するのは本当に難しいです。
普段は歌い手側が歌いやすいようにリズムを取って歌っているので、舞踊が踊りやすいように演奏する、一体になって演奏することの難しさを実感しました。
新たな課題として稽古していきたいと思いました。
地方稽古の後は、二揚げの歌を中心に稽古しました。
早調子・ゆんたなど色々な歌を唄いました。
今回の訪沖でたくさんの指摘を頂いたので、大阪に戻ってしっかり修正していきます。
稽古後は、南風原のスナック綾姫に行きました。
お刺身やチャンプルー・ジューシーおにぎりなど美味しい料理で盛り沢山でした。
お店では1984年OTVゴールデン民謡賞の全編を見せていただきました。
大工先生は「船ぬ親ジラバ」を唄われていました。
お店にはステージもあり、いろんな歌を聞かせて頂きました。
大哲会でも少し唄わせていただきました。
2日間大哲会メンバーと楽しい時間を共有することができました。
とても有意義な2日間でした。
大工先生、2日間ありがとうございました。
総会を準備頂いた那覇本部の皆さまにもお礼申し上げます。
学んだことを支部で伝えていきたいと思います。
で、今回お会いした猫ちゃんたちです