今日の稽古は初心者稽古から。
一ヶ月ぶりの初心者稽古でしたね。
Mさん、久々の稽古でしたが、「新安里屋ゆんた」や「十九の春」も三線の手に釣られずに声楽譜どおりに歌えていました。
三線もきちんと弾けていました。すばらしいです。
声もしっかり出ていたので、とても良い感じでした。
宮古民謡の「なりやまあやぐ」も稽古しました。
今日は見学の方も来られました。
この金曜日に三線の稽古を思い立ち、当日中に連絡を頂き、土曜日の今日見学に来られました。
思い立ったが吉日、を体現されているようなパワーに満ち溢れた方でした。
少し体が動きにくいとのことを気にされていましたが、なんのなんの!
とてもやる気に満ちていて、逆にこちらが力をもらいました。
一ヶ月のお試し稽古をやっていますので、まずは三線の稽古を体験頂ければと思います。
お待ちしています!
通常稽古では、声出しの後「あんぱるぬみだがまゆんた」を歌いました。
先日「あんぱるぬゆんた」の絵本が那覇本部から届きました。
「あんぱるぬみだがまゆんた」は首里王府からの重税を、八重山の農民たちがその身を蟹になぞらえて歌った唄です。
曲調はとても楽しげで、三線での宴を舞台の設営から演奏・舞踊までを蟹がとり仕切ります。
重税に苦しみながらも蟹になぞらえて歌うことで、その苦しい思いを晴らしていたのだと思います。
今日は12番まで歌いました。
笛の稽古もやっています。
今日は、吹こうとしているその笛の特性も問題になることがよくわかりました。。
吹いてもらった4の笛(本調子)も2の笛(二揚げ)も七の音が少し低かったです。
どちらの笛も7の音を鳴らす穴が少し小ぶりな笛だったです。
少し歌口側に指穴を広げると、高い音が鳴ります。
僕は好き勝手に笛の指穴や歌口を削ったりしますが、あまりお勧めはできないです…
なので調整は自己責任で…
(多少間違っても、補正はHELPさせて頂きますが…)
二揚げの歌も稽古しました。
こーねまーぬ父(1・2)や大浦越路節、首里子ゆんた〜いだらーゆんた、弥勒節〜やーらようを歌って今日は終わりとしました。
普段は早調子の歌で終わっていましたが、ゆったりと歌い終わるのも良いですね。
大阪中央支部では、会員を募集しています。
興味がある方はいつでも見学可能です。
各ページ末尾の問い合わせフォームからお問い合わせください。