今日の稽古はいつもの 都島区民センター 会議室5 でした。
今日の大阪は寒さも少し和らぎ、いつもより暖かかったです。
でも明日は雨が降るそうです。
今日は通常稽古からスタートです。
昨年10月から各自で決めた課題曲を稽古しました。
早調子の唄も稽古しました。
早調子と聞くと「三線を早く弾く」と考えがちですが、私は違うと考えています。
早調子は、表の音(工工四の枠内に表記されている表)と裏の音(工工四の枠線の上に表記される音)をリズミカルに(キチンとハネのリズムを付けて)弾くのが早調子だと思います。
まずは右手でしっかりと「パッカ、パッカ」とハネのリズムを作ること。
爪弾きの癖がついていると、「パッカ、パッカ」とは弾けません。
手首から肘までを軸と考え、手先を振る感じで弾きましょう。
弾いた後の撥は振り下ろした弦でしっかり止めます。
止めずにすぐに振り戻りて振り上げると、爪弾き癖がついてしまいます。
「パ」は工工四の枠内に表記されている表の音。
「ッカ」は工工四の枠線の上に表記される裏の音です。
「ッカ」と小さい「ッ」がついているのは、裏の音を遅らせてリズムを取るからです。
これが出来ないと「パッカ、パッカ」ではなく、「パカパカ」になります。
早く弾かなければ・・・と思うと、さらに「パ」と「カ」の音が徐々に早くなり自爆します・・・
早調子は早く弾かないこと。正確にリズムを刻むことを心がけてください。
速さは2の次、3の次だと思います。
後は勘所を正確に弾くことです。
音がズレていては、三線に合わせて唄うこともできなくなります。
正確な勘所で、しっかりとハネのリズムが出来れば、早く弾くこともできるようになってきます。
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