12/8のお稽古は、都島区民センター 会議室5 でした。
水曜の夜から徐々に冷え込んできた大阪、今日の最高気温は11℃だったようです。
寒さに備えて稽古に行ったところ、新陳代謝の活発な私は会場への到着前に汗だくになりました・・・
着込んだ上着のボタンを外し、パタパタと冷気を取り入れながら会場入りしました。
したたる汗をふきふき、稽古開始です。
初心者稽古はKさんが参加です。
Kさんは繁昌節・鷲ぬ鳥節・川良山を独唱しました。
三線も唄も大分整ってきましたね。
少し三線の手に唄が釣られる箇所があります。
まずは音源に合わせて、唄だけを唄ってみてください。
三線と唄を一緒に合わせる練習は効率は良いですが、三線に唄が釣られてしまうとなかなか難しくなります。
自然と唄が歌えるようになるまでは、唄だけ唄ってみても良いかと思います。
通常稽古では、参加メンバーの課題曲を中心に稽古しています。
先々週にやってみたいとの声があがった「朝花節」、みんなで稽古しました。
唄をしっかり覚えないと、なかなか唄うのが難しい唄です。
歌詞によって唄の当て(声楽の符当て方)が異なるので、まずはきちんと唄を覚えましょう。
Yさんの「安里屋節」、声出しが工の高さから始まる箇所もしっかりとした音程で唄えるようになっていました。
唄い出しからの声の強弱も、しっかりとメリハリがついてとても良い感じでした。
私たちの師匠:大工哲弘先生が、琉球新報主催の宮良長包 音楽賞を受賞されました。
宮良長包さんは大工先生と同郷の石垣町新川出身で、新安里屋ゆんたやえんどうの花・汗水節・なんた浜の作曲者で沖縄音楽界の父と称されています。
第一回(2003年)の音楽賞受賞は、芭蕉布や豊年音頭・芋ぬ時代を作曲された譜久原恒勇さんで、沖縄の音楽の発展に貢献された方々が受賞されています。
大工先生、ご受賞おめでとうございます。
支部メンバー一同、心よりお祝い申し上げます。