1/19(土)のお稽古

今日の稽古はいつもの 都島区民センター 会議室5 でした。

今日の大阪は寒さも少し和らぎ、いつもより暖かかったです。

でも明日は雨が降るそうです。

今日は通常稽古からスタートです。

昨年10月から各自で決めた課題曲を稽古しました。

 

早調子の唄も稽古しました。

早調子と聞くと「三線を早く弾く」と考えがちですが、私は違うと考えています。

早調子は、表の音(工工四の枠内に表記されている表)と裏の音(工工四の枠線の上に表記される音)をリズミカルに(キチンとハネのリズムを付けて)弾くのが早調子だと思います。

まずは右手でしっかりと「パッカ、パッカ」とハネのリズムを作ること。

爪弾きの癖がついていると、「パッカ、パッカ」とは弾けません。

手首から肘までを軸と考え、手先を振る感じで弾きましょう。

弾いた後の撥は振り下ろした弦でしっかり止めます。

止めずにすぐに振り戻りて振り上げると、爪弾き癖がついてしまいます。

「パ」は工工四の枠内に表記されている表の音。

「ッカ」は工工四の枠線の上に表記される裏の音です。

「ッカ」と小さい「ッ」がついているのは、裏の音を遅らせてリズムを取るからです。

これが出来ないと「パッカ、パッカ」ではなく、「パカパカ」になります。

早く弾かなければ・・・と思うと、さらに「パ」と「カ」の音が徐々に早くなり自爆します・・・

早調子は早く弾かないこと。正確にリズムを刻むことを心がけてください。

速さは2の次、3の次だと思います。

後は勘所を正確に弾くことです。

音がズレていては、三線に合わせて唄うこともできなくなります。

正確な勘所で、しっかりとハネのリズムが出来れば、早く弾くこともできるようになってきます。

大阪中央支部では、会員を募集しています。

興味がある方はいつでも見学可能です。

各ページ末尾の問い合わせフォームからお問い合わせください。