5/19(土)のお稽古

今日の稽古は、都島区民センター の二階、会議室4での稽古でした。

今日も先週と同様に支部メンバー全員参加の稽古となりました。

昨日まではとても暖かく7月並みの陽気だったのですが、今日は風も強くとても寒かったです。

カーディガンではなくパーカーが必要なくらいに寒かったです。

まずは初心者稽古。

当支部では斉唱の後に独唱を回したり、単独で独唱をしています。

 

3月から稽古を始めたKさん、裏声を使いながら唄うことが出来ています。

今日は繁昌節も独唱しました。

繁昌節は、三線を少し「ハネ」て弾くようにリズムを取る必要があります。

跳ねるとは、五分の音を少し遅らせて「パッカ、パッカ」と馬が走るようにリズムを取ります。

これは早調子の唄を演奏するときにも必要になるリズムです。

ゆっくりでよいので跳ねる感覚を徐々に身に付けていきましょう。

 

繁昌節を卒業したHさんは先週に引き続き鷲ぬ鳥節を独唱しました。

鷲ぬ鳥節では、唄うときに細かく掛けを入れて歌います。

「掛け」とは唄の中で、ある音の直前で少し音を持ち上げて音を当てて抑揚を付けます。

唄の掛けは色々な唄の中でも使われます。

まずは鷲ぬ鳥節の唄で掛けを稽古して、慣れていきましょう。

続いて通常稽古です。

通常稽古は、初心者メンバーも参加OKです。Hさん、Kさんも参加しています。

少しづつでも様々な八重山の民謡に触れてもらえるといいな…と思います。

声出しで「赤馬節~しゅうら節」を唄った後に「でんさ節」や「与那国ぬ猫小」を唄いました。

「与那国ぬ猫小」はHさんが自主練習で取り組んでいるようです。

この唄も「ハネ」が必要になります。早調子の唄は「ハネ」をうまく作ることが重要です。

右手の撥さばきで爪弾きの癖がつくとうまく「ハネ」ることが出来なくなります。

うちわや扇子で仰ぐように前腕(肘から手首)を軸にバチを持った手を振り、バチを弾いた弦の下の弦で止めるように三線を弾く癖をしっかりつけましょう。

そうするとうまく「ハネ」ることが出来て、楽に早調子が弾けるようになりますよ。

 

その後は、今年の民謡コンクールに向けて稽古しました。

三線や笛の課題曲も段々仕上がってきています。努力の賜物です。

後1か月半、しっかりと稽古していきましょう。

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